桜のシーズンもすぎ、いよいよ春本番となってきました。
寒かった冬も終わり、キャンプシーズンの到来です。
今日は、そんな春キャンプの思わぬ落とし穴を紹介します。
春の日差しは暖かく、日中は上着を脱いで、Tシャツ1枚で過ごせるほど暖かい日もあります。
キャンプ場の多くは山の中にあり、日差しも強く、普段の気温と変わらないような感じがします。
しかし、
山の天気を侮るなかれ
日中はTシャツで過ごせるような気温でも、日が陰り、夜になるとその気温は一変します。
一気に気温が下がり、氷が張るような気温に下がることもあります。
春の天気はまだ不安定で、数日ごとに気候が変化します。
俗にいう「三寒四温」というやつです。
その気温差、±20℃といったことも十分考えられます。
そのため、天気予報はしっかりと確認してください。
そして、装備は十分に寒さ対策をしていきましょう。
真冬のキャンプスタイルでもちょうどいいくらいかもしれません。
夜寒すぎて眠れないなんてことのないように。
春キャンプは寒暖差だけでなく、風対策も必要です。
寒暖差が大きいと気圧の変化が大きくなります。
この気圧の変化が大きいと、気圧の高いところから低いところへ風が流れ込みます。
これが春の突風となります。
この突風は、時に台風の風に匹敵するほど強力な風となることもあります。
テントやタープのペグ打ちはしっかりと強く打ち込む必要があります。
この時のペグの長さは、テントのメインフレームは30cm以上の長さの物がおススメです。
そして、自在ロープなどでしっかりと補強します。
また、テント設営時などペグ打ちする前などは、テントのファスナーなどを開けておき
突風が来ても風が通るようにしておきましょう。
ファスナーがしまったままだと、テントが飛んでいく、テントが破損するなど思わぬ被害があるかもしれません。
風が強いと火を起こすことも難しいでしょう。
火をつけても突風で火が消えたり、突風で火の粉が舞い上がり
テントや衣服に穴が開くなんてことも考えられます。
あまりにも風が強いと飛んだ火の粉で山火事になるなんてことも。
強風時、テントにあたる風の音で眠れないこともあります。
バサバサとテントがなびく音は、テントが飛ばされないかと恐怖すら覚えます。
隙間風のヒューという音も高音でゆっくりと休むことができないでしょう。
そのため、テントにスカートが付いていれば隙間風対策をしっかりと行いましょう。
しっかりとペグ打ちができていれば、テントが飛ばされる心配はないと思います。
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これからキャンプシーズンが本格的に始まります。
春キャンプは暖かく気持ちのいい季節ですが、日中と夜間早朝の寒暖差、強風の対策など
備えるべき対策はたくさんあります。
暖かいと思ってキャンプに来たら寒くて眠れない、風が強くて眠れないなんてことのないよう
しっかりと準備と対策を行っていきましょう。
キャンプ道具を持っていないけど、キャンプに行ってみたい。道具を持っていない方もレンタルする方法もあります。
いよいよ始まるキャンプシーズンを満喫しましょう。