冬は、外で遊ぶ機会が減ります。
我が家では、そんな日に薪ストーブを囲んで、家族でボードゲームをします。火を眺めながら、子どもたちと本気で対戦する。これが冬のいちばんの楽しみになりました。
ボードゲームを紹介する記事はたくさんあります。20個、30個と並んでいて、正直どれを選べばいいのか迷います。
この記事では、数を絞りました。実際に我が家にあって、小学生の子どもたちと本気で遊んだ5つだけです。
しかも、その多くが小学生でも大人に勝てるゲーム。家族で遊ぶとき、これがいちばん大事だと思っています。
- ブロックス:4人でワイワイ。置くだけで勝てて、小さい子でも勝機あり
- カタン:高学年からの本格交渉ゲーム。人間性が出る
- クアルト:2人でやる心理戦。小学生でも大人に勝てる
- カタミノ:低学年から遊べる知育パズル。競争もできる
- ラッシュアワー:一人でじっくり。集中できるパズル
①ブロックス|一番盛り上がる。小さい子でも勝てる
人数:2〜4人 / 対象年齢:7歳〜 / 目安時間:15〜20分
(出典:マテル/すごろくや)
5つの中で、一番盛り上がるのがブロックスです。
自分の色のブロックを、角と角をつなげながら盤面に置いていくゲーム。ルールはこれだけなので、小さい子でもすぐに覚えられます。
このゲームのすごいところは、戦略を深く考えなくても勝ててしまうことです。手持ちのブロックを置いていくだけで、小さな子どもが大人に勝つこともあります。
家族で遊ぶとき、これがとても大事です。大人が本気を出しても子どもが勝てるから、みんなが対等に楽しめる。負けて泣く、ということが起きにくいのです。
それでいて、遊び込むと奥が深い。ブロックの置き方で盤面が変わり、相手の道をふさぐ駆け引きも生まれます。知育の面でも良いゲームだと感じています。
迷ったら、まずこれ。4人までで遊べます。
②カタン|高学年からの本格交渉ゲーム
人数:3〜4人 / 対象年齢:8歳〜 / 目安時間:約90分
(出典:GP/カタン公式)
じっくり本格的に遊びたいなら、カタンです。
土地を開拓し、資源を集めて街を広げていく。世界中で遊ばれている定番のボードゲームです。
このゲームの面白さは、なんといっても交渉にあります。
足りない資源を、他のプレイヤーと交換する。でも、誰と交渉するのがいいのか。相手に有利な資源を渡してしまわないか。そこに駆け引きが生まれます。
面白いのは、この交渉に人間性や交渉力が出ることです。誰と手を組むか、どこで裏切るか。遊んでいると、その人の性格が見えてきます。大人がつい本気になるゲームです。
ただ、正直に書いておきます。
小学生には少しルールが難しく、時間もかかります。高学年向きだと感じました。そして、ある程度の時間が必要なので、途中で一人が抜けるとゲーム自体が盛り上がりません。
腰を据えて、みんなで最後まで遊べるとき向けのゲームです。
③クアルト|2人でやる心理戦
人数:2人 / 対象年齢:8歳ごろ〜 / 目安時間:10〜15分
(出典:ギガミック)
2人でじっくり対戦したいなら、クアルトです。
色、形、大きさ、穴のあるなし。特徴の違うコマを交互に置いて、同じ特徴を4つ並べたら勝ち。シンプルですが、かなりの心理戦になります。
このゲームの独特なところは、自分が置くコマを、相手が選ぶことです。だから、相手に何を渡すかを考えないといけません。
盤面を四方くまなく観察し、残りのコマから相手に渡すものを選ぶ。ここで駆け引きが生まれます。ここでも、人間性が出ます。
面白いのは、じっと集中しすぎると、今度は自分に抜けが出て墓穴を掘ること。相手に勝たせる一手を、うっかり渡してしまうのです。この緊張感がたまりません。
そして一番の魅力は、小学生でも大人に勝てること。運の要素はなく、ぜんぶ考える力の勝負。だからこそ、子どもが本気で大人を負かせます。
④カタミノ|低学年から遊べる知育パズル
人数:1〜2人 / 対象年齢:3〜99歳 / 目安時間:レベルにより可変
(出典:ギガミック)
まだ小さいお子さんがいるなら、カタミノがおすすめです。
いろいろな形のブロックを、すき間なく敷き詰めていくパズル。我が家では小学校低学年の子どもと遊びました。
一人でも遊べますが、二人で競争すると盛り上がります。どちらが早く敷き詰められるか、と勝負するのです。
ブロックの形と数を総合的に判断しないといけないので、かなり頭を使います。でも、そこが面白い。ブロックがピッタリはまった瞬間は、大人でも快感です。
難易度を変えられるので、小さい子から大人まで長く遊べます。知育のパズルとして、家に一つあると重宝します。
⑤ラッシュアワー|一人でじっくり集中できる
人数:1人 / 対象年齢:8歳〜 / 目安時間:5分前後
(出典:Rush Hour)
一人の時間にじっくり遊ぶなら、ラッシュアワーです。
駐車場に詰まった車を、前後にスライドさせて、自分の車を出口から出すパズル。個人的に、私はこれが一番好きです。
一手一手をじっくり考える。この時間がたまりません。一人用なのでワイワイ盛り上がることはありませんが、そのぶん集中できます。
スマホのアプリにも同じようなゲームがあります。でも、実際に車を手で動かすと、達成感がまるで違います。カチッとはめて出口へ出したときの手ごたえは、画面の中では味わえません。
難易度にレベルがあり、調整できます。やさしい問題から始めて、少しずつ難しくしていける。子どもの「もう一回」を引き出すゲームです。
迷ったら、どれから買う?
5つ全部は、いきなり要りません。目的で選んでみてください。
- 家族みんなでワイワイしたい → ブロックス
- 腰を据えて本格的に遊びたい → カタン
- 2人でじっくり対戦したい → クアルト
- 小さい子と知育で遊びたい → カタミノ
- 一人で集中したい → ラッシュアワー
迷ったら、まずはブロックス。人数を選ばず、小さい子でも勝てて、いちばん外れがありません。クリスマスや誕生日の贈り物にも喜ばれます。

冬の夜、薪ストーブの前でやると、いつもより長く盛り上がります。テレビもスマホも消して、家族の顔を見て遊ぶ時間は、思っている以上にいいものですよ。
まとめ
冬、外で遊べない日に、薪ストーブを囲んで家族でボードゲーム。我が家の定番になった5つを紹介しました。
たくさんは要りません。本当に遊べるものが、いくつかあれば十分です。
特に、小さい子でも大人に勝てるゲームは、家族の時間を対等にしてくれます。負けた子が泣くのではなく、勝った子が誇らしげにする。そんな時間が生まれます。
今年の冬は、火を眺めながら、家族でひとつ遊んでみてください。

