薪ストーブに火を入れる時、いきなり大きな薪に火はつきませんよね。
いろいろな着火方法がありますが、どんな着火剤が良いのか
我が家の方法を今日は紹介します。
- 市販の着火剤
- 自然の着火剤
- 以外に着火剤として使えるもの
1.市販の着火剤
1-1 固形タイプとジェルタイプ
1-2 入手方法
2.自然の着火剤
2-1 松ぼっくり
2-2 オリーブの葉
2-3 シュロ
3.以外に着火剤として使えるもの
3-1 牛乳パック
3-2 割りばし
4.まとめ
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1-1 固形タイプとジェルタイプ
まず、最初に思い浮かぶのは、やっぱり市販の着火剤ですね。
着火剤にも種類があり、アルコールを使った物、蝋の成分である
パラフィンを使った物などがあります。
さらに、固形タイプとジェルタイプなどもあります。
薪ストーブで使いやすい物は、固形タイプのものになります。
BBQなどでもお馴染みのジェルタイプの着火剤には
フィルムに包まれているものもあり、薪ストーブ内で使うには
抵抗があります。
固形タイプのものだと、保管も楽で持ち運びにも便利です。
市販の着火剤の優れている点は、
その燃焼時間と火力です。
消しゴムくらいの大きさの着火剤1個で
燃焼時間は約10分
炎の大きさも十分にあります。
ただ、市販の着火剤の弱点は
お金がかかることです。
薪ストーブのシーズンは10月下旬から3月下旬まで
約6か月あります。
もちろん、使用方法、使用回数などにもよりますが
毎日、薪ストーブを使うことを考えるとかなりの数の
着火剤が必要となります。
着火剤1箱は数百円くらいですが、これ以外にも
薪ストーブライフではお金がかかることが多くあります。
少しでも節約したいものですね。
着火剤の入手方法は、たくさんあり
インターネットで購入、薪ストーブ専門店で購入、
近所のホームセンターなどで購入などができます。
種類もたくさんありますが、
私がおすすめするのは
「ドラゴン着火剤」です。
固形の着火剤で、原料はパラフィンでできています。
ホームセンターなどではあまり見かけませんが、
着火剤として有名なものです。
ドラゴン着火剤の特徴としては
何より、燃焼時間が長く保管もしやすいことです。
FIRE-SIDEという薪ストーブ専門メーカーが作っているだけあり
信頼は抜群です。
2-1 松ぼっくり
自然の着火剤として、松ぼっくりを紹介します。
松といえば、針葉樹で松やにが多く、燃焼させると煤が多く発生する
などあまりいいイメージはないかもしれませんが、
松ぼっくりは、着火剤としては優秀です。
適度に油分を含み、火がつきやすく
燃焼時間もそこそこあります。
焚き付けの小枝とともに松ぼっくりを入れておけば
着火剤として使うことができます。
何より、近所の公園などを歩けば
そこら中に落ちているため拾い放題
タダで手に入れることができます。
ただ、1つ問題点があります。
それは、虫が多いことです。
地面に落ちている松ぼっくりには
多くの場合、虫がついています。
その場では分からず、家に帰ってびっくり!!
なんてこともありますので、注意が必要です。
2-2 オリーブの葉
次に紹介するのは、オリーブの葉です。
オリーブの木は、実からオリーブオイルが取れるように
油分がある木です。
葉は光沢があり、水分の蒸発を防ぐような見た目です。
剪定されたオリーブの葉をそのまま薪ストーブに入れて火をつけます。
すると、バチバチバチと花火が燃えるような音とともに
炎が上がります。
近所でオリーブの木があり、剪定をされていたら
声をかけてみましょう。
多くの場合、剪定されたオリーブの枝は
ごみとして捨てられるため、いただくことができるでしょう。
2-3 シュロ
シュロの木をご存じでしょうか。
松の枝のような細長い繊維状の皮をした木です。
このシュロの木の皮も非常に燃えやすく、
着火剤としても使うことができます。
ただ、あまり入手ができません。
3-1 牛乳パック
今日の内容で1番おすすめするのが、この牛乳パックです。
なぜかというと、牛乳パックの内側には
ドラゴン着火剤でも使われている
パラフィンが塗られているからです。
さらに外側の材質はパルプなので、燃える素材でもあります。
牛乳は毎日飲むものであり、
牛乳パックはたくさん出てきます。
牛乳を毎日買うことは、着火剤を毎日買うことと同じようなものです。
燃焼時間、火力も申し分はなく
容易に火をつけることができます。
この牛乳パック着火剤は、キャンプなどでも応用ができ
牛乳パックで水を凍らせ、保冷剤代わりにキャンプ場へ
キャンプ場で氷をクーラーボックスへ移したら
あとは着火剤として使用する。
ごみも出ずに一石二鳥ですね。
3-2 割りばし
割りばしも着火剤として使うことができます。
日常生活で割りばしはたくさん使います。
いつもはそのまま捨ていますが、割りばしは間伐材を利用しており
資源の有効利用にもつながります。
また、割りばしはすでに乾燥しており
すぐに火をつけることができます。
何より、日常で割りばしを使うことは多いため
洗って捨てずにとっておくことで
薪ストーブの着火剤代わりとして使うことができます。
着火剤として、いろいろと紹介してきましたが、
私は、今日紹介したものを混ぜ合わせながら
使っています。
牛乳パック→オリーブの葉→小枝→薪へ
このように一つだけでなく順番に火をつけ
炎を育てていきます。
最初は小さな炎だったものがjだんだん大きくなっていく
様子を見るのが楽しいですね。
市販の着火剤で火をつけることが一番楽ですが、
自分なりの着火剤を探して研究していく面白さも
薪ストーブ生活の醍醐味です。