薪ストーブの焚き付けや焚火の火起こしに必要な着火剤について紹介します。
以前にも牛乳パック、松ぼっくりなどを使った着火剤について紹介してきましたが、
やはり着火剤を使った方が確実に火起こしができるため、
着火剤について紹介します。
着火剤の種類
ドラゴン着火剤
まずは王道のドラゴン着火剤です。
パラフィンという「ろう」の成分を固形にした着火剤です。
この着火剤の特徴は
1個で約15分ぐらいの燃焼時間があります。
焚き付けをする際、着火剤の燃焼時間の長さは着火までの時間短縮になります。
他の着火剤の燃焼時間が約7,8分なのでドラゴン着火剤の方が燃焼時間は長いです。
たかが、2,3分と思われるかもしれませんが、熱が0の状態から
火を起こすためには大きなエネルギーが必要となります。数分でも熱量が高い方が
当然着火しやすくなります。
火力が強く、安定しています。
火をつけると炎が高く上がり、強い火力が続きます。
燃焼時間の長さと火力の強さが着火には必要な条件です。
中身は1つ1つがアルミで包まれているため、水分が入る心配がありません。
今シーズンに余ったとしても、次シーズンに使用することができます。
湿気に強いという特徴があります。
ファイヤースターター
次に紹介するのはバーナーのファイヤースターターという商品です。
この商品の特徴は1個1個の着火剤が、個包装されているため
携帯性は抜群に良いです。
キャンプの焚火などに必要な分だけ持っていくことができます。
包装のビニールは燃焼時に有害な煙を発生させないため
袋ごと燃やすこともできる優れものです。
ファイヤースターターの中には100個の着火剤が入っています。
1日1個使っても約3か月半持ちます。
薪ストーブのシーズンが11月から3月までとすると
ファイヤースターターを2缶買えばワンシーズンは使えることになります。
携帯性、経済性はいいのですが、火力が弱いことが少し気になります。
1個での燃焼時間が約7分です。炎の高さもあまりないため、
この着火剤で小割の木々に早めに着火させることが重要です。
まとめ
着火剤は他にも様々な種類が販売されています。
目的は早く薪や炭に火をつけることなので
携帯性、経済性、用途に合わせて使い分けてもいいかもしれません。