年々、夏の暑さが厳しさを増しています。
今日は、こんな暑い夏キャンプを快適に過ごすコツを伝授します。
・子どもとキャンプに行きたいが、夏休みしか休みが取れない方
・夏休みにキャンプを予定している親子
・やっぱり、キャンプは夏でしょ!!と気合いの入った方
快適に過ごすコツを伝授します。
快適に過ごすコツ
場所選び
まずは、場所選びから
キャンプ場の多くは、山の中にあるのですが、できるだけ標高の高い場所を選びましょう。
標高が100m上がれば気温が0.5℃下がると言われています。
地上の気温が30℃だとしたら、標高1000mのキャンプ場の気温は25℃となります。
(計算上はですが)
できるだけ標高が高いキャンプ場を選べば夏の暑さ対策はできます。
筆者の経験では、標高1200mくらいにある高原キャンプ場に宿泊したときは
日中の気温は地上とさほど変わりないが気がしました。
実際は数℃は低かったみたいですが、
一番大きな違いは、夜間、早朝の涼しさにあります。
日没後から気温は下がり、熱帯夜になることはありませんでした。
朝も涼しく快適に過ごせました。
日中の気温差はあまり感じないかもしれませんが、
夕方から早朝にかけてはグッと気温が下がり、
快適に過ごすことができます。
ぜひ、キャンプ場選びの際は、標高の高いキャンプ場を選びましょう。
水辺のあるキャンプ場を選ぼう
標高の高いキャンプ場を選べと言いましたが、
近くにそんな場所はないし、
シーズンは予約が取れないといったこともあります。
その場合、水辺があるキャンプ場を選びましょう。
水辺のキャンプ場は、若干ですが涼しく感じます。
実際の気温は高くても、水を見るだけで気持ちが涼しくなります。
さらに、日中暑い時間には、子どもは水遊び、大人は水に足をつけ
涼むこともできます。
では、具体的にどんな場所がいいのか、選び方のコツですが
①川の流れがあるキャンプ場を選ぼう
水辺がある場所で、湖や池のサイトを選びがちですが、
湖、池は水の流れがないため、水質に不安があります。
さらに、流れがないため虫などの絶好の住処です。
川の流れがある場所では同じ水が一か所に溜まることが少ないため
水質の不安や虫の心配も軽減できます。
②同じ水でも海水は注意
水辺のキャンプ場なら海水浴もできる海辺のキャンプ場もあるじゃやないか
と思ったあなた、注意が必要です!!
目的が、海水浴でそのままキャンプをするならベストな場所ですが、
快適なキャンプが目的なら海辺のキャンプ場は避けましょう。
なぜなら、砂浜の暑さ、照り返しは非常に強いからです。
海陸風といい、日中は海から陸地に風が吹き、夜は陸地から海に向かって風が吹くと言われていますが、
日差し、照り返しが高いので海辺のキャンプ場は快適とは言い難いです。
道具
キャンプで快適に過ごす道具
キャンプで快適に過ごすためのの道具ですが、
最初に思いつくのが、扇風機ですね。
小型で持ち運びもでき、日常使いでも重宝する道具です。
snow peak フィールドファン MKT-102このスノーピークのフィールドファン、AC電源とバッテリの両方で使用できるうえに
重量は1.3kgと軽量。最大風速は180m/分というハイパワー。
冬場にはサーキュレーターとしても活躍します。
テント内の風の循環を行い涼しくなる定番の商品です。
何と言っても、自宅で使える点が一番いい点です。
自宅ではAC電源で使用し、キャンプ場ではバッテリーを使用するハイブリットな点がいいです。
ただ、バッテリーが別売りなのが難点ですが。
最近、ポータブル冷房が発売されています。
日動工業 ポータブルスポットクーラー カンゲキくん2 YNC-B160このカンゲキくん2は
本体後ろのホースから熱を室外に放出するタイプになります。
吐出口では周囲の温度よりも−10℃の冷風を排出することができ、
高い冷却効果を持っています。
夏の車内でも温度を下げる冷房能力を備えています。
大きさは長さ587×奥204×高さ263mmで、ポータブルクーラーの中では比較的小型で持ち運びも可能です。
取り付けの工事は一切要らないので、車中泊やアウトドア様々なシーンでの利用が可能です。
やはり、冷房器具をテント内に持ち込むことが最強の暑さ対策になります。
デメリットは、値段と大きさです。
持ち運びはできるが、少し大きいかなと気になるところです。
夜快適に眠るための必需品がこちら
リサラーソン メラミンランチプレート マイキー レッド MM-001(1コ入)この氷枕は、中身がジェル状になっており、使用目的によって
安眠用、発熱時用と使い分けることができます。
キャンプシーンにおいては、クーラーボックスの中で冷やしておき
寝る時に枕代わりにして寝ることができます。
安眠用と発熱時用の両面があり、安眠用はジェルタイプで柔らかいため
枕としての使用がおススメです。
発熱時用は、部分的に冷やしたいとき、布団の中を冷やしたいときにおススメです。
ハッカオイルは、持続性はありませんが、一時的に体を冷却してくれる優れものです。
さらに、ハッカの香りは虫が嫌がるため、冷却しながら虫除けもでき、
一石二鳥です。
私は虫よけスプレーが嫌いなため、このハッカオイルを虫よけ代わりにしています。
北見薄荷通商 ハッカ油リフィル 12ml×2本コロナ禍において、マスク内の清涼感を出すために
非常に人気になった商品です。
体に吹きかけて、すぐにひんやりとした清涼感を発揮します。
持ち運びも便利で、子どもに虫よけスプレーをしたくない方には
非常におすすめできる商品です。
天然の薄荷を使用しているため、安心できます。
キャンプシーンでも活躍する一品です。
就寝時、布団が地面に近いと地面からの湿度が気になります。
快適に寝るためにはこの湿度対策も必要となります。
ここで活躍するのがコットです。
地面から高さを保つことで、湿度を避けることができます。
いつもよりワンランク上の寝心地。【WAQ 2WAY フォールディングコット】コットがあることによって快適な眠りにつくことができるでしょう。
地面からの湿度は想像以上にあり、テント内の湿度、汗などを考えると
テント内はじめじめです。
その湿度を避けるためにもコットを使用することをおススメします。
コットは、夏だけでなく、冬の冷気対策にも使用できるため
ぜひ、持っておきたい道具です。
ここまで、キャンプを快適に過ごす道具を紹介してきましたが、
おまけとして、日中の暑さ対策の裏技を紹介します。
それは、外出することです。
そんなこと!?
と思われるかもしれませんが、
どれだけ暑さ対策をしても暑いものは暑い!
日中は涼しい場所に避難して、日が陰ってからテントに戻る方法をお勧めします。
せっかくキャンプに来たのにそれじゃ楽しくないと思われるかもしれませんが、
近年の夏の暑さは尋常ではありません。
涼しいところに退避して体力を温存することを強くおススメします。
私は過去に何度も熱中症になっているため
暑い時間は活動しないことがベストです。
まとめ
- キャンプ場は標高が高い場所を選べ
- 水辺がある場所を選べ
- 道具は扇風機、スポットクーラー、コット、ハッカオイルを使用する
- でも、暑いときはキャンプ場から離脱し、涼しいところで過ごす
夏キャンプの暑さ対策は必須です。
様々な対策を行っても暑いものは暑いため、
少しでも快適な環境に身を置くことが重要です。くれぐれも熱中症には気を付けて。