立春もすぎ、暦のうえでは春を迎えています。
春になるとキャンプシーズンの到来です。筆者は虫のいない冬キャンプが好きなのですが、
春キャンプももちろん好きです。
今日は、そんなキャンプシーズンを前に、初心者キャンパーさんによく聞かれる
「キャンプに行きたいんだけど、何から揃えていいかわからない」
といった悩みに、スノーピークブラック会員である私が解説していきます。
筆者の個人的感想もあるのであしからず。
キャンプに行きたいんだけど、何が必要なの?
キャンプに必要な物はいろいろあるけど少しずつ説明していくね。
こんな悩みに対し、少しずつ解説していきます。
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何から揃えていけばいいのか
まず1番に思い浮かぶのは「テント」ですね。テントはキャンプをする上で一番重要なアイテムです。
ただ、一言にテントといっても、そのサイズ、形、値段、メーカーなどは様々です。
キャンプ場という何もないところに立ち上げるテントはいわば家のようなものです。
なので、テント選びはしっかりと行いましょう。
イメージしやすいテントはこんな感じだと思います。
テント選びに悩むと思いますが、
結論から言うと、テント選びは少々高価でも素材の良い物を選びましょう。
サイズ、形などは個人の好みはありますが、良い物を選んで間違いはありません!!!
なぜなら、太陽からの紫外線、雨、強風などの過酷な環境下において、
素材の良い物は抜群の耐久性、通気性、保温性を発揮してくれます。
真夏のテント内の温度は40℃を超える温度にもなります。
良い素材のテントだとその温度の上昇をかなり抑えてくれます。
近年の主流はテント部分にリビング部分がついた2ルームシェルターが人気になっています。
家族構成やどういったスタイルのキャンプをするかによってテントが変わってきます。
私も最初はスノーピーク アメニティドームMを使用していました。
このテントには、寝るための居住部分の前に前室があり、荷物を置いたり、日差しを避けてくれたりとシンプルでありながら非常に使い勝手の良いテントでした。
広々としたテントではあったのですが、
家族が増え手狭になったため2ルームシェルター、リビングシェルロングに買い換えました。
次に必要な物として、「シェラフ」があげられます。シェラフとは寝袋のことです。
季節にもよりますが、キャンプ場の夜は思ったより寒くなることがあります。特に春や秋などは、日中と夜の気温差が大きくなります。シェラフの性能によっては夜寒くて眠れないなんてこともあります。
シェラフには、快適温度や下限温度などが設定してあり、季節や標高などその場所にあったシェラフを選ぶのがいいでしょう。
ランタンもキャンプには必要な物の一つです。
キャンプ場の夜は明かりはありません。当然夜は真っ暗闇です。
そのため、ランタンは非常に重要なアイテムになります。
ランタンにもLEDランタン、オイルランタンなど種類は豊富にあります。
また、明るさも様々です。
メインの明かりとして150wくらいのランタンを一つ、室内用にLEDランタン3つほどあれば
明かりに困ることはないかと思います。
もちろん、明るく過ごしたい場合はもう少しランタンを増やしてもいいでしょう。
オイルランタンとLEDランタンのどちらがいいのかという質問もあるかと思いますが、
オイルランタンのほうが扱いは少し難しいのですが、慣れてくると炎の明るさが心地よくなってきます。
先ほど、テントは家のようなものと述べましたが、家の中にはテーブルやイスもあると思います。
キャンプにおいてもテーブルとイスは必要な物です。
特にイスはくつろぐためにも快適な物を選びましょう。
テーブルやイスはキャンプのみならず、自宅でBBQをしたりするときにも使えるため
使い勝手のいいものをお勧めします。
テーブルとイスは、良い物を揃えたくなるところですが、最初のうちは安い物で構わないので
とりあえず、座れて食事ができるようにすればいいと思います。
テーブルやイスと同じく、家の中で料理をするためにはガスコンロや電磁調理器があると思います。
もちろんキャンプ場にはそんなものはないため、ガスコンロを持っていく必要があります。
ガスコンロにも様々な種類があるため非常に悩ましいところではありますが、
初心者の方にお勧めするのは、卓上ガスコンロです。
なぜなら、持ち運びがしやすい、キャンプ以外でも使える、ガスボンベが安いなど利点が多いからです。
本格的なガスコンロもありますが、最初からそこまで揃えるとなるとお金もかかるため、最初のうちは
卓上ガスコンロでいいと思います。
最近ではこんなにコンパクトな物もあります。
クーラーボックスも必要な物です。クーラーボックスは冷蔵庫の代わりになるものなので季節や食材によって
そのサイズ、性能も変わってきます。
夏キャンプの場合、保温能力の高いクーラーボックスが必要です。
筆者の場合、クーラーボックスは複数準備をします。
保冷用の物(肉や野菜などを入れる)、ドリンク用など用途に合わせて準備します。
クーラーボックスの開け閉めが多いほど温度が上がるため、複数準備すると次の日まで冷たいままのドリンクが飲めますよ。
キャンプの醍醐味であるキャンプ飯を作るために必要な物が調理器具と食器類です。
この調理器具や食器類もお金をかければおしゃれなアイテムはたくさんありますが、初心者の方にお勧めするのは
普段自宅で使っている物を持っていくことです。
なぜなら、慣れない器具での調理より、普段使っているものの方が扱いが簡単であるからです。
もちろん持ち運びが大変だったりしますが、年に数回しか行かないキャンプのために調理器具や食器を買いそろええるのはもったいない気がします。
食器類も最悪、紙皿、割りばし、紙コップがあればなんとかなります。
慣れてきたら少しずつ揃えていけばいいと思います。
参考までに商品の紹介をしておきます。
キャンプといえば「焚き火」といわれるくらい焚き火は魅力があります。
焚火台を使ってBBQをしたり、夜は炎を囲んで団らんの時間を過ごしたり、炎をみながらお酒を楽しんだりと
焚火は楽しいひと時を過ごさせてくれます。
この焚火台も様々なメーカーがたくさんの種類を発売しています。
どれを買えばいいか迷うと思いますが、ここはやはり焚火台の代名詞でもある
スノーピーク snow peak 焚火台LL ST-034を紹介したいと思います。
この商品は、その大きさもさることながら、頑丈さ、焚火台やBBQ用としても使える汎用性も備えています。
一番のおすすめはその頑丈さです。
熱に強いだけでなく、耐衝撃性にも優れています。
国内で職人さんが一つずつ作られているだけあって、信頼性は抜群です。
どこで揃えればいいの
キャンプ用品を揃える場合、先ず最初に思い浮かぶのはアウトドア専門店でしょう。
専門店に行けば、先ほど紹介した商品が店内にディスプレイしているため、イメージもしやすいと思います。
様々なメーカーの商品があるため、商品を見比べたり、実際に手に取ることができるため非常に参考になると思います。
また、ショップ店員さんに質問もすることができます。
店に足を運ぶ時間がない、近くに店がないなどといった場合はインターネットショップでの購入もいいでしょう。
実際の口コミなども参考にすることができます。
店舗で商品を見てイメージをつかみ、ネットショップで購入という方法もありかもしれません。
必要な物をレンタルする
全てを揃えようとすると初期費用がかさみます。
まだキャンプに行ってみたいけど、すべてを揃えるのは何だかなぁと思われる方は
ぜひ、レンタルサービスを利用してはいかがでしょうか。
テーブル、イスなどは現地でレンタルすれば持っていく手間が省けます。
キャンプ用品をすべて車に乗せるとすごい積載量なので
現地でレンタルできる場合はぜひ活用してみてください。
私もランタンを忘れて、現地で借りたことがあります。
普段と違うアイテムを使うことで思わぬ発見もあるかもしれません。
今回紹介した物は、初心者の方がまず必要であろうキャンプ用品です。
もちろんこれ以外にも必要な物、あったら便利な物もたくさんあります。
自分のキャンプスタイルが決まるまで様々なことにチャレンジする楽しさもあります。
今回紹介したもの以外で足りないものは、キャンプ場でレンタルすることもできます。
購入に悩んだらレンタルも利用して使い勝手を試してみることもおすすめします。
大自然の中でのキャンプは気持ちがいいものですよ。ぜひ、キャンプデビューしてみませんか。