薪ストーブとペレットストーブの違い

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

薪ストーブとペレットストーブの違いは何?

どちらのほうが使い勝手がいいの?

燃料は何?

など、こんな疑問にお答えしようと思います。

今日の内容

薪ストーブとペレットストーブの違いやメリット、デメリットについて解説します。

薪ストーブとペレットストーブの違い

1、まずは、薪ストーブとペレットストーブの違いから説明します。

薪ストーブは、薪を燃料として、薪の燃焼時に発せられる熱で空気を暖める暖房機器です。

ペレットストーブも同じく、ペレットと呼ばれる間伐材を利用した固形燃料を燃焼させ

その時に発生する熱で空気を暖める暖房器具です。

2つとも燃焼時の熱を利用して空気を暖めることに違いはありませんが、

決定的な違いは、燃料です。

  • ペレット

ペレットとは、間伐材などを固め固形燃料にしたものです。

形、大きさが均一なので、取り扱いがしやすい燃料です。

2,暖まり方

暖まり方にも違いがあります。

薪ストーブは燃焼熱でストーブ本体、煙突が暖まりその輻射熱で

空間を暖めます。また、空気の対流により家全体を暖めることができます。

ペレットストーブはペレット燃焼時に発せられる熱を本体に搭載された

温風ファンで送り出します。

ペレットストーブが設置された部屋だけを効率的に暖めることができます。

薪ストーブとの決定的な差は、家全体か部屋個別暖めるかになります。

もちろん、ペレットストーブでも家全体を暖めることはできますが、

薪ストーブのほうが家全体を暖める能力のほうが高いでしょう。

燃料代について

燃やす燃料も違いがあると紹介しましたが、

その燃料代はどうなのかというと

薪

薪の燃料代は無料から数万円/月とばらつきがあります。

自分で薪を入手した場合と業者から購入した場合、使う頻度、使い方など

条件により変動します。

  • ペレット
ペレット

ペレットストーブは、ペレットの購入費が数千円から数万円/月程度かかります。

20キロ入りのペレットが約2千円で購入できます。

こちらも使用頻度により変動が大きいです。

さらに、ペレットストーブの動力は電気のため、

電気代もかかります。

設置費用について

設置費用にもちがいがあります。

  • 薪ストーブ

本体代+施工費+家の内装工事代=数十万から百万円前後になります。

この中で一番高いのは、煙突の設置費用になります。

また、家の内装にも費用がかかります。

ただ、一度設置してしまえばあとは費用はかかりません。

  • ペレットストーブ

本体代+施工費=数十万円程度

こちらは内装制限がかからない分費用は抑えられそうです。

動力が電気なのでコンセントも必要です。

電源の有無について

他の項目でも紹介したとおり、

ペレットストーブには電源が必要です。

機種によっては電源は必要ないものもあるようですが、

温風ファンを回すためには電気が必要となります。

薪ストーブの設置には、電源の有無を考えることはなかったのですが、

ペレットストーブ設置の際には注意が必要です。

火の付き方について

着火方法の違いは、

  • 手動
  • 自動

この2つの違いがあります。

薪ストーブは手動です。

薪ストーブは焚き付け用の木に着火し

その火を大きく育てていき薪へ着火させていきます。

薪が燃焼すれば、手動で燃料の補給が必要です。

対して、ペレットストーブは自動です。

燃料となるペレットを燃料タンクに入れておけば

あとはボタンを押せば自動で着火、自動で燃料補給

をしてくれます。

燃料タンクにペレットを補給すること以外は自動で行ってくれます。

まとめ

薪ストーブとペレットストーブの違いを紹介しましたが、

どちらも一長一短があります。

ペレットストーブのほうが、薪集め、薪割り、乾燥

といった手間がかからないため、手軽かもしれません。

ただ、薪ストーブユーザーの私としては、

薪を集め、割り、保管する工程も一つの楽しみでもあります。

また、薪ストーブの中でゆらめく炎を眺める楽しみや

薪ストーブクッキングの楽しさも魅力的です。

薪集めが一番大変ですが、その過程があることで

薪ストーブ生活の楽しみが倍増します。

もうすぐ、薪ストーブの季節です。

しっかり準備をして薪ストーブ生活を楽しみましょう。